ようこそ虚無アドベントカレンダーの一日目へ。
虚無アドベントカレンダーでは今年虚無った作品を紹介しております。記念すべき初回です。紹介する作品は…デビルシャークです!
見ろよこの無残なパッケージをよぉ!
まさに悪魔という感じのバーニングゴジラめいた鮫にエクソシストが立ち向かうこの構図。これは否が応でもフィールが高まります。そして期待通り…本編はそりゃもうひどいものでした!
虚無ポイント
- デビルシャークはただの粘土色の鮫
- 映画の時間の大半は悪魔に取り憑かれたねーちゃんがフラフラしてゲロ撒き散らしている
- やっと登場したエクソシストは悪魔祓いの経験がなく、本で読んだ程度の知識
- 当然悪魔祓いには全く役立たずで空から降臨した鮫に襲われ退場
- 要するに、鮫vsエクソシストなんて無かった
- エンドロール後にデビルシャークに憑かれて幼児退行したねーちゃんのプライベートビデオが始まる。全くもって意味不明な上に長い
散文
とにかくこの映画、ストーリーが全く動かないままにねーちゃんがふらふらしてるだけのシーンが長すぎて、こっちは終始真顔が続きました。鮫映画つーよりエクソシストものじゃなかろうか…
しかし、エクソシストものとして見ても、神父は何の役にも立たず悪魔に敗北しますし、悪魔祓いのシーンも実質何にもしておらず、悪魔に取り憑かれたねーちゃんにゲロをぶっかけれた上に後光がさした鮫が空から降ってきて退場します。エクソシスト映画に求められるバトル的なことは何にもしてません。神父が退場するのでデビルシャークの退治なんてなされることもなく本編は終わってしまいます。なんなんすかねこれ。
この虚無感をもっと共有していきたいので、記事を見てしまわれた方々は宅配ゲオってくだされ。無意味な時間を過ごすのも楽しいよ。