虚無 Advent Calendar 2016 6日目です。今回はR-15です。
雑なストーリー解説
超高校級の天才達が集められた希望ヶ峰学園の日常を描く。なお主人公は超高校級の官能小説家である。
虚無ポイント
箇条書きスタイルはどうも二重に文章を書いてしまうので、今回から虚無ポイントも散文スタイルで。
異常に薄っぺらい天才描写
ハッカーや発明家っぽいのがまぁよくあるパティーンなのはいいとしましょう。超高校級の数学者の天才たる証が円周率を唱えることってなんなんすか。正ヒロインたる超高校級のクラリネット奏者が劇中一曲しか吹いてないのはどういうことなんでしょうか。ただの舞台装置のための設定なんでしょうがいくらなんでも酷いぞ。
ただひたすらに薄いストーリー
面白いとか面白くないとかを超えた薄いストーリー展開が全編通して続きます!だいたいがどこかで見たラノベ/エロゲ展開を凝縮しているため驚き最小のストーリーとなっております。スランプに陥った超高校級のアイドルを実質的な痴漢行為で救う展開はまごうことなき痴漢専用車両。その他もお約束というか何かしかないので虚無度が高かった。
設定のN番煎じ感
「天才を集めた学園でのラブコメ」ってこの何のひねりもない何番煎じだよって設定ぇ。
突然の特殊OP
何の前触れもなく長島☆自演乙☆雄一郎とのコラボOPEDが流れる回があるんですが、普通のOPEDにおっさんの掛け声が入るというシュール極まりないものになっているため、再生時本気でパソコンが壊れたかと思いました… 脳が揺れる音楽なので是非マラソン時に唐突に出会って欲しいです。「なんか雑音入ってんな」からの「へんな声が入っている!ひいぃ!」揺れがやばいです。
総論
見たのが大分前なのであんまり覚えてることが少なくてポイントを挙げて感想を書くことができず困っております。なんつうか、「何もない」という意味での虚無っぷりを正しく体現してる作品なんですよこれ。どこかで見たような設定、どこかで見たようなキャラ、どこかで見たようなストーリーってまぁ正しい意味で虚無ってます。こういう場合虚無を上回る何かが必要なんですが、主人公の脳内エロぐらいしかなくてパワーが足りないつらみ。「醜い姿を見せろ!」と主人公にいつも言う超高校級のカメラマンは結構好きになったのでまぁ皆さんも虚無ってくだされ。