カービィ64の感想

Switchのニンテンドー64サブスクリプションカービィ64がプレイ可能になりました。昔に買ってクリアまではやったけどクリスタル全取得は出来てなかったのが心残りだったので攻略見ながら100%クリアしました。

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コピーミックスが目玉のシリーズでしたが、当時、やる前に「ハリケーン&ソード」等、夢の泉の頃のコピーのミックスを妄想して、その妄想が膨らみすぎて期待値上がりすぎてたんですよね。実際のところハリケーンは無かったので滅茶苦茶がっかりした覚えがあります。

しかしながら今になって改めてやってみると、コピーの量も決して少ないわけではなく、ミックスと合わせて28種もあったんですね。しかもかなりバラエティに飛んでおり、ボムxボムでミサイルだの、ファイアxニードルで弓だの、よくこんなの思いついたなというのもあって感心します。難易度についても、クリアだけならそんなに難しくないんですがクリスタル全取得を目指すとなかなかな難易度になっており、特に決まったコピー能力を必要な地点まで運ぶのが大変でした。ダイナマイトを持っていくのとか、QS/QL無いとやってられませんわ。あと、一番難易度高いなと思ったのはストーンxカッターでリックを引き当てて壁蹴りしろというもの… わかるわけないだろうがよぉ。ヒントはどうなってんだヒントは。

しかしコピーミックス能力の発想やら何やらの発想の凄さの反面、子供心には妙にそれらがしょぼく感じた理由もカービィディスカバリーという「正解」を見た後だと分かっちゃいました。演出が地味なことが原因ですね… 64の性能や開発のこなれ度合い等の限界だったとは思うんですが、色やらなんやら妙に背景と溶け込んだりして、技がパッと色彩的に派手じゃないんですよ。花火のコピーミックスとか、結構派手なことやっているはずなのに絵面としてはなんだか小さな火の粉が飛んでるだけでどうも微妙で… 夢の泉やDXの頃の派手さから後退してたのを子供心ながら感じていたのでしょうか。


ここらの物足りなさを全て解消してくれたのがカービィディスカバリーだったと思います。システムはコピーミックスから進化に変わりましたが、一つの能力が様々なバリエーションになるという発想、カービィの可愛さを極限まで追求したグラフィック、技の色彩的派手さ、全部あったのがディスカバリーでした。これは大ヒットして当然でしたね。。(私も予想外でしたが)

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ディスカバリーの原型としてカービィ64があったのだなあということを思うと感慨深くプレイできました。次はセールで買ったバイオ村に行ってきます。