ヤマカガシ峠 攻略論

ヤマカガシ峠はむっっっっちゃくちゃ苦労したのでこの感情の吐き出しとして攻略論でも書いてみようと思う。※なお攻略に成功したのは1回だけである。(パラレルプレイ含めれば2回)

はじめに

まず前提として、ヤマカガシ峠は道中が非常に難易度が高く、プレイスキルではどうにもならない状況が多々出現する。ローグライクは基本的に引いたもので攻略を目指すゲームであり、リセマラのようなプレイはあまり行儀が良くないが、ヤマカガシ峠はそうも言ってられない。3Fまでで強い装備・アイテムを引けなかった場合、リセットした方が無難。3Fまでのアイテムの引きが悪くてもそれ以降の引きで挽回を…ということが出来ないのがヤマカガシ峠の特徴であり、このダンジョンがクソ化難化している原因でもある。このダンジョンでは、5Fから忍者と畠荒らし系がほとんどの階層で出現し、探索してもそもそもアイテムが拾えないのだ。なので3Fまでの引きが悪い時はそこから先をどうやっても道中で殴り殺される確率が高い。

道中では10F以降とにかく敵の高火力に悩まされるので、重ねて言うが3Fまでに何らかの稼ぎをしておくことが極めて重要。10Fから出現するドロージョ、14Fから出現する壺荒らしが凶悪で、こいつらを如何に捌いていくかがこのダンジョンの攻略の8割を占めると言っても過言ではない。

なお、できればパラレルプレイでボス戦を練習して欲しい。パラレルプレイを使えば実質的なセーブ&ロードが可能なため、繰り返し戦術などを試すことができる。道中がとんでもなく辛いのにボス戦が完全な初見殺しであるため、一回は倒す経験をやっておいた方が良い。(当然ながら道中の練習にもなる)

以降、まずボス戦の攻略を書き、次に道中の戦略を挙げていきたい。

マダラ攻略

ボス戦のマダラは初見殺しも良いところなので攻略の理解が必要。攻略サイトTwitterを見た限りは大きく三つの戦略が存在する。

1. ギタン砲

換金の壺で高額ギタンを作っておいて投げつける。一番確実で私もこの方法でクリアした。注意点としては、1回目のギタンを投げた後には身かわしのお香が発動しているので、これをリセットする必要があること。よってギタン投げ→杖振り→ギタン投げとすると良い。

2. かなしばり

Twitterで見たのはこちら。手下のニンジャ全員をかなしばり状態にしてしまうというもの。これもできる状況ならかなり有効だが、こちらはこちらでかなしばり可能な杖を保有しておく必要があることに注意。

3. ンドゥルー桃まん

これもTwitterで見た。ンドゥバ系の桃まんを食べ、特技の壺やりすごしの活用でクリアを狙うもの。1や2との併用が可能なので次善策としてできるようにはしておきたい


以上、ボス戦対策を列挙したが、重要なのはこれらを道中で確保しつつ25Fを目指すこと。戦略無しのままボス戦に挑むと忍者軍団にボコられておわるだけなので道中の苦労が全部水の泡になってしまう。ぶっちゃけ道中の方が百倍は厳しいがボス対策0で勝つのは厳しい相手なので対策はまず頭に入れておこう。私はみがわりの杖→ギタン砲→なんでもいいから杖→ギタン砲でクリアした。これが一番楽だが換金の壺が無い限りはギタン砲が打てないので別の戦略をする必要がある。

道中の戦略

桃まんの杖戦略

3Fまでで桃まんの杖を拾った場合の戦略を書いていく。私は3Fまでに桃まんの杖が引けなかったらリセットしてもいいと思う。(というか、初期装備に桃まんの杖があってようやく納得感のある難易度になると思うぐらいだ。)
やることとしては、ニギライズ、毒矢稼ぎ、いざという時使える桃まん収集の三つである。また、ピンチになった場合に桃まん杖を振るのも当然ながらあり。モンスターを問答無用で倒せるのはやはり強い。

ニギライズ(1-3F)

にぎり変化の桃まんを作り変身、特技を使ってモンスターをおにぎりに変えていく。できればそれなりの盾を拾ってダメージを1にしたい。こればっかりは運だが。この階層で満腹度の最大値を160以上、できれば限界まで上げておき、いざというとボス戦でドスコイ状態にできるようにしておきたい。通常のにぎり変化のニギライズと違い、桃まんの杖さえ入手できればにぎり変化になって特技ボタンを連打するだけの簡単な作業だが、地味な注意点が3つ。1つはにぎり変化になる前におにぎりを食べて満腹になっておくこと。満腹度0で変身を解かねばならないのはあまりに悲しい。もう1つはヒーポフの炎。おにぎりが焼きおにぎりになるのは通常は美味しい変化なのだが、満腹度を上げたいときには困る。(おにぎりが満腹度限界上昇値3なのに対して焼きおにぎりは2に減る。)作ったおにぎりは積極的に床に置こう。最後に、対にぎり変化の特技対策として変化させられたら困るものは先に床に置いておこう。

毒矢稼ぎ(6-9F)

6Fからカラクロイドが出てくるので桃まんにしてやろう。やることは、毒矢の罠を量産→石や矢で毒矢罠を起動して毒矢を無駄打ちの繰り返しで毒矢を稼ぐことだ。目指すは毒矢99個以上。とにかく10F以降は相手を毒状態にしておかないとダメージ量がえぐくて普通に殴り殺されるため、敵は必ず毒状態にしておきたい。99個あれば余裕をもってクリアできる。なお、10F以降で手持ちが怪しくなったからと言って毒矢稼ぎをするのはやめた方がいい。高火力の敵が2体出てくるとそれだけで終わる。6Fのうちに毒矢稼ぎは終わらせておこう。

強い桃まん稼ぎ(10F-)

ここからは全ての敵を毒状態にして戦いつつ、桃まんの杖が残っている限り強い桃まんを集めたい。ねらい目は10F-15Fで出現する鬼面武者や、16F以降で出てくるンドゥルー。鬼面武者は復活の草がわりになるし、ンドゥルーは特技でやり過ごしが可能。どちらも1個あれば1回のピンチを切り抜けられる可能性が高くなり、道中の生存確率を大きく上げられるので持てるだけ持っておきたい。(あと、ンドゥルーは普通に火力が高いのであんまり殴り合いたくないし)

桃まんの杖以外の戦略

桃まん杖無しというか毒矢稼ぎ無しでクリアするのはかなり厳しいのでぶっちゃけリセマラしてもいいと思うが、他の戦略も挙げておく。場合によっては桃まんとも併用できるはず。

ニギライズ(通常)

にぎり変化の桃まんではなく、にぎり変化の技を受けてニギライズする方法。こっちの方がヤマカガシ峠攻略ではよく見るし、私のクリア時もやった。ヤマカガシ峠では矢や石を拾える確率が高いので、それらを全て大きなおにぎりに変えて満腹度限界を上げる。ただし、ニギライズだけをやっても、満腹度を維持する方法に乏しいこのダンジョンではドスコイ状態の維持が難しいため、果たして桃まん杖が拾えなかったときにやっておくべきかと言われると微妙なところはある。

洞窟マムル狩り

あなぐらマムルをレベルアップさせる手段+固定ダメージを与えるものが1-3Fで揃っていれば可能。目標レベルは…できうる限り高くとしか言えない。敵火力は非常に高いために最大HPが高くても連戦すればすぐにピンチになってしまう。Lv20あっても死ぬときはすぐ死ぬのだ。少なくとも2回あなぐらマムルを倒してLv14になった程度で満足するのは無し。



風魔の盾を拾う

もう戦略でも何でもないが風魔の盾が拾えば勝機はある。案外、拾える時は1Fで拾えてしまうので、ついでにそこでパラレルプレイのセーブをしておきたい。
風魔の盾が引けて桃まん杖が引けなかった場合、ニギライズを道中の食料確保のためにやっておいてドスコイは狙わない方がいいかも。それよりはおにぎりでレベル上げがしたい

ノロージョ狩り

強い盾が引けている、あるいは毒矢が200本ぐらい稼げているときには10Fでノロージョ狩りも有力。ノロージョは高火力で危ない敵だが経験値も多いので、この階層でできるだけレベルを上げておくと以降がちょっとだけ楽になる。とはいえ壺荒らしはそれ以上の火力で迫って来るのでレベルを上げたからと言って生存確率が跳ね上がったりはしないが


# おわりに

ヤマカガシ峠の難易度は異常である。シレン6は上級者にとってはヌルゲーと評されても仕方ないぐらいに初心者に優しく、ダンジョンは厳しくもあるが、ダンジョンコンセプトに従ってちゃんとやればクリアできる難易度になっているのだが、ヤマカガシ峠はそうではない。ただひたすらに地獄である。少なくともシレンの上級者以外のプレイヤーはしっかりと攻略を頭に叩き込んでから挑む必要がある。まずはボス攻略を覚えてボス戦で使えるものを頭に入れる。そして道中の稼ぎをしっかりやっていこう。あとは割り切りや不屈の心があればいい。。ただ、ヤマカガシ峠で詰まっている人は他のダンジョンのクリアを先にやった方がいいです。勉強になるし、ヤマカガシ峠と違って楽しいし。