何故ヤマカガシ峠はクソダンジョン化したのか。考察

高難易度だからってクソだと言うのは下手くそゲーマーのお行儀悪いムーヴだとは認識してるんですが、やっぱりヤマカガシ峠はクソ言われてもしゃーないかなと思います。書いてみた攻略記事の方でも言ってますが、とにかくこのダンジョンの問題点は、1.敵がクソ強い 2.なのにアイテムがろくに拾えない、に尽きます。シレン6の他のダンジョンって神髄を除き、「XXXができなくて難しいかもしれないけど○○○を用意したので上手く活用してね」というコンセプトダンジョンになっていたので、私のようなシレン下手くそプレイヤーでも楽しく遊べたわけです。しかし、ヤマカガシ峠は「敵もクソ強いし、アイテムも拾えないよ。苦しめ!」とダメなときのフロムゲーかよといいたくなるわけです、ハイ。どうしてこうなったのか、以下、考察(妄想)を書き連ねまする。

元々は持ち込み可能だった

可能性は低いんですが、元々は持ち込み可能ダンジョンにしていた説。「敵もクソ強い、アイテムも拾えない、だけど持ち込みはできるよ」というコンセプトだった可能性は微粒子レベルで存在します。しかしながら持ち込みダンジョンって+99の剣と盾を持ち込むだけのゲームになるのでこれは無いかなあと思います

元々は仲間付きだった

これは十分ありそうです。しかもこのダンジョンのストーリー上の目的はセキを助けに行くというものなので、1階でセキと出会って一緒にマダラを倒そうというストーリーにすることもできたはずなんですよ。ただし、セキがいるから難易度が下がるかというと以下の理由で疑問符が付いてします。

  • ニギライズがやりにくくなる。セキがいるとにぎり見習いの特技を受け続けることができなくなるので、桃まんを拾わない限りニギライズは事実上不可能になります。ただでさえアイテムプールがキツイのにニギライズが完全に封じられると厳しそうです
  • 敵が強すぎてセキが死ぬ。敵火力がアホほど高い以上、セキは数発殴られたら終わりです。いくら倍速行動できるセキでもこのダンジョンでセキを死なさずに最後までたどり着くのは下手するとシレン一人より難易度が高くなるかもしれません。特に最終盤でがいこつまじんに一時しのぎの杖を使われると、階段まで飛ばされて何もできない間にセキが死んでるパターンが多発しそうです。ストーリーを成り立たせるなら当然セキが死んだらゲームオーバーにしないといけないわけで… 地獄っすね
  • 鬼木島と同じようにアスカが出てくるなら10Fから気持ち楽になると思いますが、アイテムプールに乏しいこのダンジョンだとすぐ死にそうです。かと言ってヒビキとトゥガイとデブータが揃うと流石に楽になりすぎる可能性も。(とはいえ、そんぐらいやってくれよ!とは思いますが)

元々は何らかの初期装備があった

攻略でも書いたようにこのダンジョンは桃まん杖があればまだ納得できる難易度になります。ただし、桃まん杖だとあんまりにも雰囲気に合わなそうですし、矢稼ぎは比較的簡単にできることから考えると気配察知の腕輪が初期装備として妥当そうではないでしょうか。これでだいぶマシかつコンセプトが見えるダンジョンになりそうなんですが、腕輪を拾う意味がほぼ無くなってしまうのは残念なところ。いっそ「この風魔の盾とマンジカブラを貸すからセキ様を救ってくれ!」とでもじいじたちが言ってくれればよかったのか?ついでに身代わりの杖も頼む。

元々は全階層でお告げの祠が出るはずだった

低いと思うけど、「アイテムプールがカスだけどお告げの祠が全階層で出るので探してね」というコンセプトな可能性は一応あります。というか、お告げの祠の出現確率が高いダンジョンではあるらしいんですがあんまり見たこと無いんですよね… (私が下手くそだから見つからないだけなら良いんですが)

元からとぐろ島の神髄の練習として想定されている可能性

とまあ、色々書いてみましたが、実際のゲームにヤマカガシ峠があの難易度で存在する以上、やっぱり開発側のコンセプト通りの可能性もあります。その場合は「とぐろ島の神髄の練習のための、理不尽な難易度のダンジョン」でしょう。たしかにヤマカガシ峠で鍛えられれば神髄で多少理不尽な目にあってもこんなもんと思えるでしょう。ただ、それならセキのストーリーの一部としては配置して欲しくなかったなあ。