U-NEXTで色々見た

タイトル通り、U-NEXTを入っていてみたがやっぱり高いので今月で納めるべく、アマプラだと有料でU-NEXTだとサブスクに入っているものを見ていた。

七人の侍

video.unext.jp

映画教養としていずれは見たいと思っていた七人の侍。これを見ると覚悟したおかげでU-NEXT消化の旅をやれた気がします。

初見でまず驚いたのはセリフがむっちゃくちゃ聞き取りづらいことですね!まじで何言ってるか全くわからんから話がわからん!ネットで検索したら聞き取りづらいことで有名らしかったしどういうことなの… 人間ドラマ的部分は極めて重厚だったり映像表現だったりが評価されてるんだろうなあと思いつつも、戦闘は地味というか刀や槍で相手を撫でただけで死んだことにされるのがどーも… あと本作の敵となる野武士軍団なんですが、あまりにも巨大軍勢すぎてなんだかなーとなってしまったのはあります。あと、とんでもなく長い。いや3時間超えは無いわ…(そしてこの当時の長時間映画特有の「休憩時間」があって感動)

まぁ結局流し見ではありましたが教養稼げた、かなあ?

羅生門

video.unext.jp

私が悪いんですがこれ完全に飲酒しながら流し見。こっちこそまさに人間ドラマが評価された作品みたいです。お話としては「信用できない語り手」のミステリーみたいな構造になっており、語り手4人全員の言い分が信じられず、実はそれぞれにそれぞれのエゴが出たストーリーが語られている… という部分が映画として評価されているようなのですがそこまで楽しめなかったので残念なところ。こっちは七人の侍と違って時間も程よく、セリフも聞き取りやすかったです。どっちかオススメしろと言われたら羅生門の方を勧めたい。

21世紀の資本

video.unext.jp

あの21世紀の資本の映画!?というやつで、本の内容を映画というか長編ドキュメンタリー番組として解説する作品ですね。映画の内容としては資本主義の歴史の解説しつつ格差の縮小と拡大の歴史を解説していく感じです。この解説を通じて21世紀の資本のキモの主張である、r > gを説明しつつ現代で何故格差拡大が起きているのか解き明かす作品となっています。実際問題としてピケティの主張はこの映画一本みれば十分わかるんじゃないかなぁ(わたしゃ本の方は読んだこと無いけど)。あの本を読むのは流石にしんどいがある程度ちゃんと著者の主張や論旨を知っておきたいという人に向いている作品に仕上がっていたと思います。


海底軍艦

video.unext.jp

最後は海底軍艦ゴジラ的な特撮映画教養として見ておかなくちゃね…

で、見たんですが、私は「え、こんな映画だったの?」と驚きました。導入部分とかは良いんですよ。ムウ帝国と神宮司大佐の真相にすこしづつ迫っていくところは中々特撮映画っぽくて良い。ここで一旦驚かされたのは神宮司大佐がバリバリの主戦派だったところですね… え、まだ戦争を夢見るヘルシングの少佐みたいなキャラなのこいつ?雰囲気アナザールートなランボーなの?という驚きと困惑。おかげで魅力が出ているのは確かなんでしょうが。。

問題は、ムウ帝国の描写と戦いの塩っぷりでした。ムウ帝国はパッと見マヤかアステカ文明モチーフ?という感じなんですが、全世界に対しとんでもない破壊工作を仕掛けている超技術を持つ国家…の設定のわりに外見が完全に未開の蛮族!なんか槍とか持ってるし、どゆこと?あと轟天号が出てムウ帝国はマンダを出して、ついに決戦!と思ったらマンダ瞬殺、ムウ帝国のすべての兵器は轟天号の冷凍ビームで全破壊。流行りのなろうの最強系漫画みたいな勢いで轟天号がムウ帝国を滅ぼしてしまってなんだかなあとなってしまいました。なんか、今の目で見ると、、変な映画だった。。