龍族は久々の虚無アニメ候補かもしれない

龍族、見てますか?ぼかぁTokyo MXが絶妙に良い時間に放映してくれているという理由で、中華アニメ勉強がてら流してます。

ryuzoku-anime.com

これが恐ろしいことに、文化背景とか全部置いといて虚無アニメかもしれないです。(完全にながらで流してるのであんまりまともに見てませんが…)

なんだかんだ言うても悪罵やろって思いなおしたり、本数大杉で積極的に切っていったり、そもそも全体的な品質が上がったりで虚無アニメということを最近は言わなくなったのですが、龍族は本物かもしれない。。

どこら辺が虚無い?

絶望的なまでの話のわからなさが問題です。
龍族というアニメは大筋ではなろうの最強系ラノベのテイストで、少なくとも道士文化のハイコンテクストの理解が求められていた魔道祖師なんかよりは遥かに我々日本人のアニメ民に馴染みやすいはずだったんですよ。
蓋を開けてみると、「異常なまでに持ち上げられている主人公が持ち上げられている理由がいまいちわからないまま話が進み、持ち上げられた主人公はそれらしい『おれ、やっちゃいました?』的な活躍を見せず、なんなら主人公がいないところで本筋が進んでいく」というとんでもない作りだったことが判明しました。話が進むほどに「この人、誰?」とか「何の話してるの?」とか「主人公たち、全然別の場所で花火見てるんだが?」とか色々で、とにかく視聴者にとって謎の人物が突然出てきて主人公が絡まないまま事件が大きくなっていくパターンが連発しててパない。時光代理人という傑作が出てきたので中華アニメもここまで来たのか!驚いていたのですが、まだまだ中華アニメの闇は深いようです。

ストーリー以外は超高クオリティ

しかしストーリーの没入感阻害に比べて、絵と音楽のクオリティは異常に高いです。特に絵はブリーチとか鬼滅とか、名作にとにかく大金をぶっこんで高クオリティに仕立て上げた、そういう作品と比肩する品質になってます。OPの映像とか特にすごいだけに逆に虚無アニメ基準を満たす作品になってないかこれ…

まとめ

君もMXかdアニメで龍族を流してみよう。至るぞ。

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