冰剣の魔術師が世界を統べる
今期最強の覇権。令和に蘇った聖剣使いの禁呪詠唱と呼ぶに相応しい作品。
石鹼枠のテンプレをなぞっていく王道的なライトノベルアニメであると同時に、今の基準だと悪い作画と良すぎる演出の組み合わせで毎回盛り上がりました。1話2話あたりの演出はほんと面白すぎて最高でした。1話のお気に入りの演出は、学園長が登壇するまでの通路が順々にせりあがっていくところでした。
その他にも愛すべき演出は山ほどで… 一話の妙に姿勢のいいランニング、マスクドホワイト、びっくり顔描写、ぐるぐる目、脳に注射するときの断面図 etc etc
アニメってのは、こう、演出だよな！ということを思い出させてくれた作品です。
もののがたり
アイカツスタッフがやるという話を聞いて、見てみました。
最初の方は丁寧なジャンプアニメだなあとぐらい思ってましたが…後半はとにかく萌え！ 牡丹と兵馬の初心というか奥ゆかしい恋愛模様が萌え！
特に10話は萌えが溢れすぎて「ｵﾎﾎﾎﾎ！」という奇声を出しながら死にました。女子から押し倒しシーン、いいよね。
ほんと萌え萌えキュンです…
REVENGER
虚淵オリジナルということで見てみた作品。一話は金箔で殺すというかなりトンチキな絵面に引かれたものですが、ふたを開けてみるとトンチキにもシリアスな真面目描写多々あれど話は非常に魅力的かつまとまってるんですよね。阿片と贖罪をめぐる物語が最初から最後まで展開し、死すべきものが死にとても綺麗に終わった作品だと思います。虚淵作品の中でもかなり傑作に入る部類でしょう。
テクノロイド OVERMIND
ソシャゲ原作系アニメにしては、かなりきちんとしたSFだったのが驚きです。ロボットと生命の関係性とか、ロボットと芸術とか、人間による排斥運動とか、ゼロワンが本来目指していたというか我々が期待していたSF性をかなり突き詰めた作品に仕上がっていたと思います。
それにしてもエソラのと主人公アンドロイドたちの出自が明かされる回は驚きました… 思ってたのの100倍ぐらい重いよ！全部闇落ちした博士が悪いやんけ！ まさか主人公たちがチャッピーみたいな存在だったり、エソラはエソラで親代わりと思ってた博士が母親を色目で見てたキモイおっさんだったりとかさあ…
こういう予想を裏切るシリアス感がこの作品の醍醐味だったのでしょう。
スパイ教室
スパイ教室とかスパイファミリーあやかりかー？と見てみたら、思ってたのと全然違うものが出てきた作品。完全に日常系（？）美少女コメディ作品でしたね。だいたい美少女がてんやわんやして最後にクラウスさんが「極上だ」って締めるパターンが繰り返される作品ですが、一期に一つ以上あるとめっちゃ楽しい作品でした。金ヨルの楽しみだったなあ。二期やるなら見たい作品です。
