パラノマサイト FILE 23 本所七不思議 感想

真ENDまでクリアしたので感想とか。
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  • 王道なノベル系ホラーゲームっちゃそうだが、出したのがスクエニなのが驚き。実験的に手を出した?
  • 分量的には単行本の小説一冊分ぐらい
  • システム的には逆転裁判によく似てる。ある種のチャプター的な場面場面で調査と会話を繰り返して必要なフラグを建てたら次に進める系
  • 事実上の一人称視点 & ホラーという組み合わせはやっぱり素晴らしい。調査のために視点を変更するたびドキドキする
  • ストーリーはミステリ的な部分と和ホラーの部分が合わさり、よくできていました。少なくとも私は楽しめた。
  • 特筆すべきは、日常の中に紛れ込むホラーでありながら、主人公に「呪殺」という選択肢が与えられてしまうところかなあと。ある種の背徳感が良いですね
  • 初見殺しで呪殺される → 死に方から回避の方法を知る → やり直しで呪殺を回避する というある種のパターンが、今思うとシンプルなんですがやってる間は楽しかった。これがゲームというメディアの力なんでしょう
  • ちょっとだけ不満だったところ。 スキップ機能が弱い。 Ctrl押しっぱなしで超速スキップに慣れてるもので…

全体としては、スクエニがこの手のアドベンチャーゲーム(という名のノベルゲーム)に手を出した挑戦的な作品で、しかも低価格作品でありながらしっかり楽しめました。これは次作が出たら買っちゃいますね。 この手のスクエニの実験的作品といえばVoice of Cards ドラゴンの島が頭に浮かびますが、あれも続編出たのでこちらも一作ぐらいは次を作ってくれることに期待です。